戦後急ピッチで建設された社会インフラの老朽化が著しく、自然災害も多発・激甚化する一方で、その対応のための予算は限られています。
さらに、多様化、増大するインフラマネジメント業務に対する技術者が不足するだけでなく、熟練技術者の高齢化も進展しており、ノウハウや技術の継承を含め、次代を担うアセットマネジメントの担い手問題が顕在化しつつあります。
こうしたことに対応するためには、これまでの「建設の時代」から「インフラを守り、育てる時代」にふさわしいマネジメントシステムの再構築が求められています。
JAAMでは、官民連携によるアセットマネジメントシステムの導入が再構築の一助となると考えています。
こうしたことから、JAAMでは昨年に引き続き、今年度も先進的な地方公共団体の取り組みをもとに、「実践!官民連携による橋梁アセットマネジメント」のWEBセミナーを開催することといたしました。
本年度のWEBセミナーでは、特にライフサイクルに亘るアセットマネジメントが求められる「橋梁」に焦点を当て、「橋梁アセットマネジメントとその実践」、「包括的民間委託によるPDCAサイクルの実装」などテーマに、第一線でアセットマネジメントを実践している地方公共団体の方を講師に迎え、ご講演いただきます。
奮って、ご参加いただければ幸いです。