「ウェンズデー・フォーラム」(Wednesday forum)は、下記のようにオンラインでアセットマネジメントに携わるJAAM法人・個人会員を対象に、テーマに対するプレゼンテーションと、会員相互のコミュニケーションの場です。
【第33回ウェンズデー・フォーラム】※13時30分から開催いたします。
テーマ:「劣化リスク診断AI(機械学習モデル)による橋梁メンテナンスの効率化・高度化」
① 山九グループの社会インフラ事業
山九グループは、本年1月公表の中期経営計画で老朽化する公共インフラの維持管理への貢献を位置付け、4月にインフラ事業推進部を新設しました。社会貢献という基本理念の下、道路・港湾・下水道分野でメンテナンスの展開を目指す取組みをご紹介します。
②橋梁床版の劣化診断ツール
高度経済成長期の大規模なインフラ建設から約50年が経過し、老朽化の進行が深刻化する中、メンテナンス対応の人手や予算は全国各地で厳しい状況にあります。
そこで三菱総合研究所では、これらの課題に対する新たな解決策として、「劣化リスク診断AI」の活用を検討しています。点検データ、設計データ、環境データを分析し、劣化リスクを判定するこのAIを活用することで、これから劣化が進みそうな橋梁を早期に見つけ出し、将来的なリスクを予防することが可能となります。
従来の劣化予測等とは異なるアプローチで橋梁メンテナンスを効率化・高度化する、新しいインフラ管理の可能性についてご紹介します。